秋晴れの一日
2007.11.04 |Category …フライフィッシング
今日は、terryさんとアーネストクラブへ。
毎年、お世話になっているアーネストさん、気さくな管理人さんと犬のモモちゃんに久し振りにごあいさつ。
ここの良さはいつも気楽に楽しめて、魚がとってもきれいでいいファイトしてくれるし、人が少ないこと。
周りにあまり気にせずのんびり一日が過ごせる。
いい所なんだけど人気が無いのはなぜ?て、思ってしまう。
(私が思ってるだけで実は人気あったりして?管理人さんごめんなさいね)
湖面には、朝気温が下がったせいもあるのか魚が浮ききみ。
とりあえずウエットで表層をトレスすることに。
#12グリーンオリーブ・バーガモドキでスタート。
小刻みにリトリーブする、キャスト毎にフライの後をチェイスしてくる。
活性は高そうだ。
数投後、ヒット!ウ~ン!いいファイト。
管理釣り場とは思えないヒレのレインボーとのやりとり、楽しいひと時。
とりあえず、1匹釣れてちょっと余裕がでる。
活性も高そうだし、ドライにチェンジしよう。
処がこれが裏目、反応はするのだがほとんどが目前で見切られる。
「サイズ?パターン?ティペッットか?」
どんどん深みにハマって行く。
サイズを#20に落とし、パターンをミッジピューパに変えちょっと遠目に投げティペット沈める。
「出た!」が、痛恨の合わせ切れ。力入りすぎなんだよね。
と、横ではterryさんがファイト中、さすがだね。
気を取り直してドライからルースニングにチェンジ。
カラーローテーションを繰り返すがなかなか当りが出ない。
terrさんと「パターン見えないね今日は」
ふたりでブツブツ言いながらパターンローテーションを変えていく。
管理釣り場ではマメなローテーションがその日の釣果に大きく影響する。
早く見つけれれば爆釣だってありえるのだが、今日はピーカンの秋晴れかなり厳しい。
最初に釣れたグリーンオリーブに戻す。と、やっぱり当りがでる。
始める前に管理人さんの「昨日夕方に追加放流したんですよね」の言葉を思い出す。
なるほどね、ペレットに近い色に反応が良いわけだ。
この後は、それなりの釣果に、夕方からはミッジのハッチもありドライにもう一度チェンジ。
反応もそこそこ良くなりひと時のイブニングを楽しむ。
日が陰りだしたら昼間の暖かさはどこえやら、途端に寒くなる。
この時期寒暖の差が激し山の中、上着は一枚余分持ってい行きましょうね。
遊びに行って風邪ひいたら洒落にならないよね!
秋の小さな楽しみ
2007.10.28 |Category …フライフィッシング
秋空、透き通った朝。
こんな日は、ちょいとパックロッドをもってバイクでショートツーリング。
ほとんどの渓流は禁漁。今日は近場の小川にでも行ってちょいと遊ぼうか。
普段は、わざわざ狙ったりしない魚、オイカワくん。
でも、いざ狙ってみるとこれが、なかなか難しいのだ。
口が小さい(魚体も小さいが)ので、おのずとフライサイズも小さくなる。
飛んでいる虫も小さく、この時期では♯18~#22位のミッジの釣りになる。
緩やかな流れをゆっくりトレスするとピチャ!と小さなライズ。
大合わせ禁物、小さくピシッと合わせる。引きを楽しむのではなくアプローチから合わせまでのプロセスを楽しむ。マッチ・ザ・ハッチの風合いが強い。
来春のシラメ釣りの練習かねて丁寧にアプローチしていく、シラメと違い、何度でもフライに出てくれるので飽きることが無い。
「オイカワ用#1ロッド」なんてのもあったらイイなんて、また、物欲がふつふつと。
いかんな~、また、お札に羽が生えて飛んでいきそう~!
水の中は…
2007.10.22 |Category …フライフィッシング
ある暑い夏の日、もう小一時間釣り上がっているが反応が無い。
こんな時期になると何所も魚の影が薄くなる。
自分の腕の事を棚に上げ、
「この沢、魚いないんじゃねーの」
そんな思いが頭の中を過る。
そんな時、ちょっと気分を変えて水中を覗き込んでみる。
と言っても潜る訳じゃない。
防水デジカメでちょいと水中撮影。
私の使っているのはPENTX Optio WP、はじめは水に浸かっても大丈夫って言うのが気に入って購入したのだが、
水中撮影も出来るて聞いて早速その機能を使い始めたのだが。
これが、また楽しい、普段見慣れている川も中から覘くとホント世界が変わる。
さてさて、ここはどんな世界かなとシャッターを切る。
美しい流れの小さな淵には上から見ていてはわからない世界が。
澄んだ水の中は微妙な色合いの中に生命感があふれている。
その中によーく見ると……
居るじゃん、お魚サン!
やっぱ釣れないのは腕のせいだね。情けね~
でも、ちょっとうれしくなるんですよね。普段見つけれないものを、そう、
自分だけの宝物を見つけた気分にさせてくれる。
そんな、水の中…
インジケータ
2007.10.19 |Category …フライフィッシング
管理釣り場での定番、マーカーでのルースニング。
いろんなマーカーが市販されている。
中通しの物やシールタイプ、ミニゴムで止める物。
素材もいろいろ、ヤーン素材、発砲スチロールのなど、ほんと種類が多くなった。
私の中で一番出番の多いのが発砲タイプの物。
貧乏性なので使いまわしの出来るタイプ、ほとんどが自作したもの。
と、言っても元はプルマーカーを使い終わった後、捨てるのがもったいないのでもう一度使えるように改良したもの。
先端にハリス留めを埋め込んでミニ浮みたいにして使っている。
そのままティペットに付けてしまうとそこから傷がついて切れてしまうので、もう一工夫。
アユ釣りなんかで使われている編みこみを使った仕掛けを流用している。
ずいぶん前に、フライフィッシャー誌でも掲載してあったものだ。
これがまた、重宝するのだ。編みこみだから移動がスムーズでティペットも傷つけないしタナ調節がとっても簡単。
ハリス止めを使っているのでマーカーだけの脱着が簡単に出来る。
て、ことはライズが多くなったらマーカーだけはずしてすぐドライフライにチェンジ!ドライに出なくなったら又ルースニング、なんてことが直ぐ出来る。
もう一つこのシステムの特徴、フライがフォーリングしている最中は横になって浮いているマーカーが、真下にフライが来ると縦にピョコンと立つのだ。(これは、フライとマーカーのバランスが上手く合っていないといけないのだけれど、当然フライ側が重すぎれば沈んでしまうし軽ければマーカーは寝たまま。)
マーカーが立つことで、フライが真下に来たことが明確にわかるし、縦になっていいることで、魚がヒットした時のマーカーの抵抗を小さく出来る利点もある。
へら釣りに似てますね、感覚が。微妙な当たりが出やすく見ていて楽しい。
ちょっとした工夫で、管理釣り場が一段と楽しくなる。
釣れないより、やっぱり釣りたいもんね。
まっくろくろすけ マーカー
2007.10.13 |Category …フライフィッシング
秋空の下、逆光の中光る湖面。
意外とオレンジやイエローのマーカーて見えにくい。
特に湖面が風でザワついた時は、当りが良く分からなくなる。
隣のterryさんはオレンジマーカ。
「見えにくいでしょ。湖面が反射しちゃって」
「そうなんだよね」
で、そんな時、ちょっと裏ワザ。ブラックのマーカーのを使うとシルエットが浮き上がって意外とよく見えるですよね。
市販では、そんなマーカーは売ってないのでもちろん自作。
エアロドライウイングのブラック(一時生産中止されていたようですがまた発売いているようです)で作った物を使っています。
水切れも良く、フロータントをしっかり付ければ結構長持ち。
軽量でティペットにも絡まないので使い勝手のイイ奴です。
よく、ドライフライでもパラシュートのポストをダーク系の色にすると逆光や夕暮れ時によく見えると同じ原理ですね。
試しにちょっと遠めに投げてみる。
「意外と見えますね」作った自分が関心してしまいました。
フッとマーカーが消える。当りも明確。
結構、イイか型のレインボー。ほっぺが赤い可愛い奴でした。
こんな出会いがあるのも「まっくろくろすけ マーカー」のお陰かな。
皆さんも一度お試しあれ。