ガガンボ

フワフワと目の前を飛んで行く虫。
この季節、色々な水生昆虫のハッチが起こる。
移動する、車の中にもちょっとした間に中に入り込んでくる虫がいた。
ガガンボだ、ちょうどフックサイズにして＃１６位だろうか。
私の場合、ＴＭＣ１０３をメイン使っているので＃１７当たりになる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ＣＤＣガガンボは他のフライと違い着水姿勢が曖昧な感じになる。
ウイングには透明感が欲しかったので、梱包用のビニール紐を使っている。
魚にはどう見えているのかわ解らないが何となく虫っぽくて自分自身は気に入っている。
腰の無い素材なのですぐに崩れてしまうが、またそこがいいのではないかと思っている。
ちょうど羽化に失敗した物や産卵後の弱々しさを演出しているようで、アピール度が上がるような気がするから（かなり自己満足）

前日でのイブニングでもガガンボパターンの反応が良かった（反応は良かったけど、乗らへんわ、バラすはの連続（Ｔ０Ｔ））

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は、晴天の昼間。チラホラハッチも始まりイイ時間帯になってきた頃、小さな堰堤の上のプールを覗くとライズが始まっている。
水面上には目に見えて流れている流下物は無い。
こんな時は、昨日も反応の良かったパターンを使うのがセオリーとなる、でＣＤＣガガンボの登場。
流れはあるが水面は静かだ、ティペットを９Ｘまで落としフライサイズも＃１９まで落とす。
岩陰に身を隠し、そっとプレゼンテーション。
波間をゆくりとフライが流れて行く、下からスーと黒い影が……カポ！反射的に右手が動く、がフッキングしなかった。
ほんの少しドラッグが掛っていたようだ。一息ついて少し時間を置くことに、幸いフックに触れていなようなのでチャンスはまだある。
もう一度流れの脇を狙ってゆっくりキャステング。
フワフワ波間を漂うように流れて行く、うまい具合にティペットに弛みが出来ナチュラルな感じに。
シュポ！奇麗にフライが飲み込まれていく、右手が反射的に合わせを入れる。
グーンとロッドに伝わる躍動感！きれいにロッドが弧を描く。結構良い型のようだ水面下で細かくるローリングする。
アマゴ特有な引きを楽しむ…なんて余裕は無い。昨日の悪夢が頭をよぎる。
慎重に慎重に…なんせティペットは９Ｘ無理は出来ない。
ゆっくり寄せてネットイン！

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここ一番のライズにはガガンボ、やっぱりこいつだね。